S.36年に廃線になった堀川通りのチンチン電車


豪快にゴム飛び


新聞で甲や鎧を作って チャンバラごっこ


かくし芸も披露されたお楽しみの地蔵盆


刈り上げカットが愛らしい子供たち


七輪で火をおこしてお釜でお炊事


カランコロンと下駄の音もまた楽し


西陣にあるかつての嘉楽中学校の木造校舎


当時洋犬はたいへんめずらしかった


国家警察京都府本部(現府警)の
幌型外車


保津川の川下り


お正月に火鉢を囲んで家族で団らん


冬の平安神宮
大雪のため長靴でお出かけ


サイドカーにまたがったわが社の社長


毎年恒例の南座の顔見せ


北野神社でおみくじをひく上七軒の芸子はん

●交通●

自動車はまだあまり走っておらず、チンチン電車と市電が、市民の足でした。牛や馬もどうどうと道路を歩き、クサイお土産を残していったものです。

●遊び●

男の子はメンコ、ビー玉、缶蹴り、コマまわし、竹馬、石蹴り、下駄隠し、陣取りなど。女の子は、ゴム飛び(おいちだん)、おじゃみ(お手玉)、竹返し、おはじき、あやとり、ままごとなどをして遊びました。

また、パチンコや水鉄砲、ゴム銃、糸巻き車、カンぽっくりなどといったおもちゃを自分らでこしらえて遊んでいました。

それから、草笛や笹舟を作ったり、ホオズキの実の中味をつまようじなどで掻き出して皮だけにしたものを口に入れ、ブーブー鳴らして楽しんだりもしました。
                

●遊び●

「ホッチッチ かもてなや
 お前の子でなし 孫でなし
 赤の他人じゃ ホッチッチ」
  「チョチチョチ アババ
 かいぐり かいぐり
 おつむ てんてん」
「たんす長持ち どなたがほしい
 ○○さんが ほしい
 どうして いくの
 お嫁さんになって おいで」
  「おすわりやっしゃ
 いすどっせ
 あんまりのったら
 こけまっせ」

●給食●

子供たちにとってはまるで拷問のような、まずくて、
なまぬる〜い脱脂粉乳と、コッペパンが基本で、たまにはカレーも出ました。

アルミの食器は食べた後は家に持って帰り、洗ってまた次の日持って行きました。

定期的に“虫くだし”と言われる茶色のまずい液体を飲んで、おなかのお掃除をしたり、時には、“DDT”と言われる白い粉を噴霧器で全身にかけられ、
虫の沸くのを防ぎました。

 

●紙芝居●

自転車の荷台に紙芝居の箱を乗っけたおっちゃんがやってくると、子供たちはお母ちゃんから5円玉をもらって飛んでいきました。

おっちゃんの箱から出てくる水あめを白くなるまでねりながら「黄金バット」や「くらまてんぐ」、「巨人ミイラ」といった紙芝居に夢中になってました。

お菓子を買わない子供は、おっちゃんに“ただ見はあかん!”なんて言われてしまいました。なかなかシビアですね。

 

●おかし●

水あめ、塩せんべい、いもするめ、はっかパイプ、ぬきあめ、ポン菓子、ラムネサイダー、いもあめ、ちょぼ焼き、カルメラ焼き…… 今は、夜店ぐらいでしか見かけないカルメラ焼きは、子供たちが楽しみながら作りました。

ザラメを入れたしゃもじを七輪の上にかけ、途中でふくらし粉(重曹)を入れて割り箸でぐるぐるかき混ぜると、プーっとふくらんだ甘くて香ばしいカルメラのできあがりです。でも、温度調節が結構難しいんですよ。

●食事●

お米は布の袋と米穀通帳を持ってお米やさんに買いにに行き、割った薪を“おくどさん”にくべてお釜でご飯を炊いていました。

お酒やおしょうゆ、おみそなども量り売りで、瓶などをもって買いに行ったし、卵は、卵専門店のおじさんが一個ずつ電球に照らしてチェックしたのを買っていました。

食卓には七輪で焼いた魚や、おからやおひたし、夏には、にしんとおなすのたいたんやきゅうりのどぼ漬け、そして冬には、壬生菜や大根とお揚げのたいたんなどがよくならびました。

 

●冷蔵庫●

そんなに大きくありませんが、今のように二段式になっていて、上の段には氷を入れて、下の段に食べ物を入れて保存しました。

氷は、氷屋さんまで買いに行ったり、リヤカーに積んで売りにきはった氷をノコギリでシャリシャリと切ってもらって一貫目10円で買っていました。

子供たちは、よくその氷をカチ割りにしてお砂糖をかけて食べていました。

●おふろ●

おうちにお風呂のある家は、かまどに牧をくべてお湯を沸かしていましたが、無い家の方が多く、たいがい銭湯に行っていました。

蛇口の数が少ないので、取り合いになることもありました。夏は、大人も子供もタライで行水でした。

 

●おべんじょ●

子供が落っこちてしまうほどの大きな穴のあいたポットン便所は、くみ取り屋さんが定期的に来て長いひしゃくで便を桶にくみ取っていました。

おいどはおとし紙をくしゃくしゃと揉んで拭いてたんですよ。

●夏●

扇風機などなく、うちわで暑さをしのいでいました。

夕方になると、家の表に床机を出して夕涼みしました。

寝るときには蚊帳をつって寝たんです。

 

●冬●

暖をとるのは火鉢や、掘りごたつで、寝る時には、火のついた炭団(たどん)をおこたに入れて寝ました。

学校には“だるまストーブ”があって、当番に当たるとみんなよりも早く学校に来て、石炭をストーブにくべて教室を温めておきました。

休日には、路地の中や、空き地などで炭俵や、芋俵を燃やして“どんど”(焚き火)をしてあったまりました。

焼き芋を食べながら大人も子供も一緒にわいわいおしゃべりしてとってもにぎやかでした。残った灰は火鉢に入れて使いました。



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